だから何なの?
例えば、浄化リングを体験して頂くとします。
「このリングを通したものは、一瞬にして波動が浄化されます。」
「不思議というよりも、便利な浄化ツールです。」
「ユーザーに能力がなくても、簡単に浄化できてしまいます。」
「浄化する機能を持たせたエネルギーを作り、このリングに働く様にしてあります。」
「それではOリングテストで試してみましょう。」
「コインをお持ちなら1枚貸してください。」
「Oリングテストは人間を測定器として用います。」
「波動の影響で力具合が変化する現象を利用します。」
「今日は、あなたに測定器になって頂きます。」
「指でループを作り、開かれない様に力を入れます。」
「もう一人が、指のループを開く方向に引っ張り、力具合を調べます。」
「事前の力具合はこのくらいですね。覚えておいてください。」
「もう一方の手で、コインに触れるとその波動の影響が現れます。」
「少し弱くなりましたね。」
「浄化する前のコインなので悪い波動もあるのでしょう。」
「それでは、このコインに浄化リングを通過させます。」
「これで浄化されています。簡単で便利でしょう?」
「また、指でOリングを作って調べましょう。」
「さっきよりも、力が強くなりましたね。」
「コインが浄化されて、邪魔する波動が減ったからと考えられます。」
ここまでの体験は、だいたいの人に喜んで頂けます。
不思議なことには変わりませんが、何度か試せば疑いは減少します。
不思議なだけでなく便利なものとして理解して頂けたことでしょう。
「でも、だから何なの?」
中には、こちらの期待とは異なる場合もあります。
多少便利なくらいでは、受け入れられるとは限りません。
気を取り直して、追加の説明をします。
「悪い波動があると人間に悪影響があるということです。」
「身に着けるものや、持ちものの波動は常に影響しています。」
「誰でも簡単に浄化ができるツールがあれば便利ですよね。」
説明はこの辺りが限界でしょう。
これ以上は、脅迫気味な説得になってしまいます。
受け容れるか否かは、好みの問題です。
新しいものも便利なものも、いくらでも出てきます。
あると便利だとしても、なくても不便とは思わないでしょう。
最終的には、好まれるかどうかが問題です。
その人の素質の様なものが影響するでしょう。
●強い人ならこう考えるでしょう。
「周囲のエネルギーに負けないくらいに抵抗力をつけるべきだ。」
「自分以外に頼らず、自らを鍛えるべきだ。」
「そんな些細なことに気を使いたくない。もっと重大なことがいっぱいある。」
●地道に生きる人ならこう考えるかもしれません。
「小さなことで楽はしない。」
「良い時も悪い時もあって生きる意味がある。」
「波に乗ることで鍛えられ成長する。」
●純粋な人や自分らしさを大事にする人ならこう考えるかもしれません。
「生まれ持っている能力以外は不自然なもの。要らないもの」
「不自然なもので過剰に便利になっても幸福になるとは限らない。」
「自分らしくなくなってしまう。」
「みんなが個性を失うことは全体的な損失。」
「波動でも何でも善悪は簡単には判断できないはず。」
●能力がある人ならこんな意見もあるでしょう。
「自分で浄化できるから、ツールは必要ありません。」
「ツールは有害、便利なものによって能力が退化する。」
●もっとハイレベルな人ならこうかもしれません。
「どんな現象も本当の原因は自分自身にある。」
「現象や敵を対象にするものはすべてニセモノ。」
「解決できずに遠回りさせるだけ。」
私は現状、上記の何れでもないので、
「負けそうな時には助けに頼りたい、便利なものなら使いたい。」
「余力や希望を作り出さないと前進できないし個性も活かせない。」
「何もしないよりは、楽しんでできる事はプラスに違いない。」
と思います。
もっと進めば考えは変わるかもしれません。
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