痛いよりくすぐったい方が重症
これを初めて聞いたのは、
昔のことですが、お腹の整体を受けた時のことです。
私がくすぐったがるので、なかなか施術が進みません。
「これは重症ですね。まずはくすぐったいのを解消しましょう!」
「痛いよりくすぐったい方が重症と教わってます。」
「もっと重症は、押して硬いのに感じないところです。」
施術した先生が教えてくれました。
●感覚は情報処理結果
押されて生じる信号をどの感覚に結び付けるのかは、神経や脳の仕事ですね。
硬いところを押されたとき、多少痛いのは正しい情報処理ですね。
何か問題が起こっていることを痛みとして伝えようとしています。
くすぐったいとか、ぞくぞくするとかは、何かが混乱していますね。
信号がうまく伝わっていなかったり、鈍ったりして、混乱しているのでしょう。
硬いところを押されて、なにも感じないなら、確かに異常な状態です。
●刺激を繰り返す
話しは、お腹の整体の時に戻ります。
不思議なことに、しばらく揉まれていると、くすぐったさが消えていきました。
くすぐったくなくなって、やっとお腹の硬さの解消に進めるそうです。
混乱が解消したのでしょう。
間違いは、正しい情報で上書きすることが必要ですね。
どうやら、刺激を繰り返すことが重要な様です。
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